秘訣18★関心をもったり気になったりした箇所を詳しく書く

大学通信教育で独自性のあるレポートを作成するための方法として、“教科書や指定された参考書以外の文献・資料を参照する”“論理展開の順番を考える”ということをご紹介しました。

他にも、大学通信教育で独自性のあるレポートを作成するためのよい方法があります。

それは——

自分が関心をもったり気になったりした箇所を詳しく書く

というものです。

たとえば、「エリクソンの発達段階説について述べよ」という(発達心理学の)設題があったとします。

エリクソンの発達段階説というのは、“人間の生涯は乳児期から老年期まで8つの発達段階に分けられ、それぞれの段階にはそれぞれの発達課題があり、その発達課題を1つ1つ乗り越えていくことで、人間の心は死ぬまで発達していく”という考え方です。

で、このエリクソン説についてレポート作成する場合、たいていの大学通信教育生は、エリクソン説の基本思想についてふれたあと、乳児期から老年期までの発達課題を中心とした特徴やポイントについてまとめる——というような書き方をします。

いたってオーソドックスな書き方ですね。

そして、たいていの場合、各発達段階に関する記述量はほぼ同じくらいになっています。

しかし、もしも8つある発達段階のなかで自分が「おもしろい!」と感じたり興味をもったりしたところがあれば、他の発達段階の記述はわりと簡潔にして、そこだけ詳細に書き込んでもいいのです。

たとえば、「アイデンティティ」(自我同一性)が形成される青年期にもっとも関心をもったのならば、レポート全体の3割くらいの紙幅を使って、その箇所について詳しく書いてもいいということです。

そうすることで、書き手(あなた)の関心が明確なレポートに仕上げることができるし、そのことが読み手(採点者)に対しては独自性のあるレポートだという印象を与えます。

ただし、このとき、1つだけ注意すべきことがあります。

それは、

関心をもったり気になったりした箇所だけ書いて済ませない

ということです。

つまり、エリクソン説に即して言えば、青年期のことを詳しく書いたはいいが、そのことだけしか書かず、まるでエリクソンの発達段階説には他の発達段階がないかのような書き方をしてはいけない——

逆に言えば、

エリクソン説ならエリクソン説の全体像を必ずとらえたうえで、“私はそのなかのココに興味(関心)をもちました”というようにして、その詳細について書く——

ということです。

このことに気をつけて、あなたが関心をもったり興味をいだいたりした箇所を詳しく書けば、あなたの大学通信教育のレポートによい評価が与えられる可能性はグッと高まるでしょう♪

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